サンキャッチャーのおはなし

サンキャッチャーの由来は諸説あるそうですが、「空の木の実」で採用したのは「北欧説」。

北欧とは、デンマーク・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・アイスランドの5か国を指すことが多く(当てはまる国は国際機関にとって異なるそうです)北ヨーロッパと北大西洋を合わせた地域のこと。

ひとことで言えば地球の中で「超寒い」地域。
なぜ寒いのか?
北極圏の近くなので、太陽の日照時間が少ないから。

昼が短く夜が長い。
夏が短く冬が長い。

そんな、太陽が昇る時間や期間は
とても貴重なものなので、太陽を少しでも部屋に取り入れたいという暮らしの知恵から生まれたそうです。

そのデザインはクリスタルガラスのボールや,
ステンドグラス,ガラス工芸など色々あるけど、どれもがスタイリッシュで素敵です✨

また、太陽がでていなくても、飾っているだけで太陽の代わりになる「しあわせのお守り」として大事にされているとか。

確かに,部屋につるしているだけで、部屋の空気や印象がぐんと明るくパワフルなエネルギーで満たされる感じがします✨

太陽に光が透過されると、部屋中が小さな虹のプールのようになるので、ハッ✨!と目が覚めるように一瞬で気持ちが明るくなります。

そんな意識の変容を促し「気づき」さえも受け取れるアイテム。キラキラして綺麗なだけではない、奥深い力を宿していると言えるでしょう。

ヒンメリのおはなし

「ヒンメリ」。
皆さんはお聞きになったことがあるでしょうか?北欧インテリアがお好きな方は、きっとご存知ですよね。

美しい洗練された幾何学のアートモチーフ。
私にとって「幾何学」を日常の生活に扱うのはとても科学的に捉え、進んだ知識がある人がすることと思っていました。初めて「」ヒンメリ」を知った時は「北欧の人たちは、伝統的に日常のインテリアに幾何学の力を取り入れているの?」と仰天したものです。

「ヒンメリ」とは、北欧フィンランドの伝統工芸品。起源は中央ヨーロッパで、スウェーデンを経由してフィンランドに伝わったとか。

スウェーデン語で、ヒンメル「Himmel」=天や空の意味が、今の「Himmeli」ヒンメリに
なっているそうです。

今では、クリスマスに飾られたりしていますが、元は「冬至祭=ヨウル」、という祭事で飾られていたそうです。

別名「光のモビール」
素材は「麦わら」の茎=ストロー部分。

(注・空の木の実では、素材は「真鍮」です)

麦わらは「太陽と豊穣」のシンボルとされており、「ヨウル」では、ヒンメリが大きいほどその年の収穫が大きいという謂れがあるそう。

また「ヨウル」は冬至のお祭り。
日照の少ないこの地域の暮らしの中で、
冬至は一年の中で最も昼が短く、この日を境に太陽が出る時間が長くなっていきます。
このような背景から「光のモビール」と呼ばれるのだそうです。

太陽への憧れと畏敬の念すらうかがえる、素敵な呼び名ですね。

クリスタルのおはなし

「空の木の実」のクリスタルサンキャッチャーは、呼び名の通り「クリスタル=天然石」をドーンと使うのが特徴の一つです。特に「」オーラクリスタル」というタイプの天然石をメインに扱います。

ここでは, 作品「soranokinomi」使われた石についてご紹介します。

クリアな水晶の表面にオーロラのような光沢が見えますね。

こちらは「エンジェルオーラ・クリスタル」と言います。「オーラクリスタル」という人工的に熱処理加工された水晶です。

「コーティングクリスタル」とも呼ばれ、
グレードの高い水晶にさまざまな金属を蒸着して作られています。加工することで高波動で癒しの拡張したエネルギーを出しているそうです。そしてカラー展開されていますが、その色は、蒸着させる金属の種類の違いで作り出されています。




⚫︎「エンジェルオーラ・クリスタル」
(別名・レインボー/ホワイト/オーロラ/アクアホワイト)
金属・・・主にプラチナ
基本色・・クリア

⚫︎「アクアオーラ・クリスタル」
金属・・・主に金
基本色・・ブルー

⚫︎「コスモオーラ・クリスタル」
(別名タンザナイト/エレスチャル)
金属・・・主に金・インジウム・ニオビウム・・
基本色・・薄いパープル・ブルー

⚫︎「ゴールデンオーラ・クリスタル」
(別名・サンシャイン)
金属・・鉄・チタンetc
基本色・・ゴールデンイエロー 

⚫︎「ローズオーラ・クリスタル」
(別名・ピンク)
金属・・金・プラチナ・銀etc・・
基本色・・淡〜濃いピンク

などなど、いろいろな色が展開されています。色ごとに、石の持つエネルギーの意味も違ってきます。

また、いろいろな種類の石たちを使用した作品も今後は展開していく予定です。

太陽の光とプリズムの煌めきと共に、天然石のエネルギーもたっぷりと放ちお部屋を満たしてくれるクリスタルサンキャッチャー。

今後の展開もどうぞお楽しみに。

クリスタルガラスのおはなし

「空の木の実」のクリスタルサンキャッチャーは、クリスタルガラスのボールをたくさん使用します。

「クリスタル・ガラス」とは、高品質の無色透明ガラスのこと。

一般的には「珪砂(SiO2)、カリウム、ソーダ灰というガラスの主成分に、酸化鉛(PbO)を添加して形成される鉛ガラスの一種を指す。」(Wikipediaより)と定義されています。

ポイントは「酸化鉛」の含有量のようです。
これが上がるほど、光の透明度・屈折率が高くなり、比重が大きくなるほど、打音が澄んで余韻が出る。
ガラスとしては、柔らかく重くなっていくので傷がつきやすくなります。ちなみに普通のガラスは「ソーダガラス」と言います。


⚫︎フルレッドクリスタル      
酸化鉛30%以上/密度3.00g/cm3以上

⚫︎レッドクリスタル    
酸化鉛24%以上/密度が2.90g/cm3以上

⚫︎セミレッドクリスタル
酸化鉛単独・酸化カリウム・酸化バリウム・酸化亜鉛含む10%以上24%未満


また、上記のものと違う成分でできたクリスタルガラスも色々あります。
カリクリスタルガラス・バリウムクリアスタルガラス・チタン・・ライム・・ボヘミア・・・きっと、聞いたことありますよね♪


そしてサンキャッチャーにおいて、
光の屈折率や透明度、長い日照時間にも変色せず耐えられるものを最高品位と考え、
それは「フルレッドクリスタル」になるそうです。
レッドとは「lead-鉛」となります。

いかがでしょうか。

ちなみに「空の木の実」では、
○フルレッドクリスタル
○K9クリスタル(鉛を含まないクリスタルガラス。)を中心に、作品によって使い分けています。

K9クリスタルは、某大手のクリスタルメーカーも最近では、こちらの素材の起用が増えているそうです。トップクラスの透明度のものを使用しています。

美しくカットされたサンキャッチャーから、太陽の光が乱反射して、虹の光線がシャワーのように溢れて部屋を満たすのは本当に、見ているだけで胸の内が澄んでいくような感覚を覚えます。

人々の心を魅了してやまない、素晴らしい素材ですね。

真鍮ヒンメリのお手入れ

真鍮自体が時間経過でアンティークな質感に変わっていく金属ということを知っておいていただけると良いかと思います。

部分的で軽い汚れ等であればホームセンター等で販売されている、”液体の金属みがき”を用いて、綺麗にする事が出来ます。

実際、手入れしてみましたが、柔らかいい布に液を塗って優しく拭き上げると、すぐに本来の真鍮の輝きが戻りました。おすすめです。

また、全体的に風合いが変わってしまった場合は、一旦バラバラにして重曹とクエン酸で液体を作って落とす方法が一番かと思います。

しかし、分解するとなると元に戻せませんから、一度弊店にご相談ください。状態をお知らせいただいた上で、適切な方法を提案させていただきます。

 

また、腐食までいってしまうと、状態によりますが元に戻す事は難しいかもしれませんので、

長持ちさせるコツとして、真鍮は水分に弱い金属ですので、湿度の高い所に置かない、取り扱う時は手袋をする、日ごろから乾いた柔らかい布で拭いてあげる等を行う事で、変化するまでの時間を少し伸ばす事が出来るかと思います。




サンキャッチャーのお取り扱いの注意点・オーラークォーツや天然石の特性

★ショップの動画のように回したい!そう思われる方がほとんどかと思います。

回して楽しみたい方は、吊り下げチェーン部分を優しく手でねじるようにしてみてください。

自然に負荷がかからず綺麗に回ると思います。

振り回すように回してしまうと、継ぎ目の部分に負荷がかかり、破損の原因になります。ハンドメイド作品なので、優しいお取り扱いがベターです。


★真鍮パイプを使用していますが、真鍮の特性として自然に腐食が進み風合いが変わっていきます。

その風合いの変化もお楽しみください。水や汗には弱いので、濡れたら布で拭き取るなどしていただくと風合いの変化を長持ちさせることができます。


★オーラクォーツ及び天然石の色(石の種類によって差がある)は、少しずつ褪色していく性質のものです。それは、どこのお店で購入されても同じことで、自然な反応ですので、何卒ご理解いただきますよう。

★オーラクォーツは、天然石に特殊な「蒸着加工」という科学技術で、金やプラチナ、チタンなどの金属反応によって生まれる「色」が表面に加工されています。そのため、過度な環境下に置くと、まれに剥離や褪色が進んだりすることがあります。

★オーラクォーツの浄化方法
・月の光
・スマッジング をお勧めします。
太陽の直射・長時間の直射・水につける・洗うはお勧めしません。
これらは、オーラ加工の剥離や退色を促進させることになりやすいためです。(これまでは、水の浄化もご案内していましたが、より長持ちさせる浄化法は上記であると判断し改訂しました)

★吊るす場所は、お家の中で溢れるほどの光を放つ「最も輝くポイント」を探してみてくださいね。

風水など気にされる方もいらっしゃると思いますが、色々試してみて「ホッ」とするところ、明るい場所に変えたいと感じるところ、特にエネルギーを上げることを必要とする場所に向いています。

窓際、玄関などの屋内、屋根のあるところでの方が、素材にもやさしくしながら、取り込まれた光が拡散された時の、爆発的な量の光と虹の共演が出現し、その空間を埋め尽くしてくれますし、醍醐味が末長く味わえるに違いありません。